顧問先フォルダのひな型(案)

2026-09-21 いただいた返事で直した3版です。決まった所はそのまま書き、まだ決めてほしい所だけを黄色の囲みにしてあります。

1. フォルダのひな型

全体

0_弊所管理用 01_会計整理 02_先方とのやり取り 03_打合せ・議事録 ← 足す 04_チェックリスト ← 足す(月次・決算) 1_基礎情報 01_謄本 02_定款 03_株主リスト 04_印鑑証明 ← ここから下は足す 05_許認可 06_役員 07_従業員名簿 08_就業規則 09_賃金規程 10_旅費規程 11_銀行口座一覧 12_株主総会議事録 2_税務 01_申告書 ← 決算書・勘定科目内訳書・消費税の申告書はここに入れる 02_届出・申請書 03_e-taxお知らせ 04_年末調整 05_法定調書 ← ここから下は足す 06_償却資産申告 07_納付書控え 3_財務会計 <会計管理シート> ← この直下に置く(複製元は会計管理テンプレート本体で固定) 01_口座履歴 02_クレジットカード 03_受領請求書 04_経費精算 05_現金払いの領収書(役員借入) 06_小口現金 07_Amazon 08_売上管理 09_給料 ← 新しく足す(給与の複合仕訳のブックが入る) 10_その他発生仕訳 ← 標準のブック・複合仕訳のブックを最初に置く所 11_固定資産 ← 会計管理シートの固定資産台帳へのショートカット 12_社会保険関係 01_納入告知及び領収通知 13_住民税決定通知書 14_借入契約書 15_貸付契約書 16_各契約書

09 に「給料」を足したので、その下(前の 09_その他発生仕訳 以降)は1つずつ繰り下げています。

未処理・処理済の置き方(1件ごとの下)

資料の種類の直下ではなく、その中の1件ごとの下に置きます。処理マニュアルも1件ごとです(その未処理をどう処理するかの手引きなので)。

01_口座履歴 三菱UFJ ← 名前は後で銀行名に変える(既定は 口座1・口座2・口座3) 未処理 処理済 処理マニュアル 口座2 未処理/処理済/処理マニュアル 口座3 未処理/処理済/処理マニュアル 04_経費精算 従業員A ← 名前は後で従業員名に変える 未処理/処理済/処理マニュアル 従業員B 従業員C 03_受領請求書 ← 1件しかない種類は、直下に未処理・処理済 未処理 処理済 処理マニュアル

決め方=件数が増えうる種類(口座履歴・クレジットカード・経費精算)は1つ下の層を作る。1件しかない種類は直下

2. 3_財務会計 の中(資料の種類ごと)

番号・フォルダ1件ごとの層既定でいくつ未処理/処理済シートに起こすシート名の既定
01_口座履歴作る3作るする口座履歴(入出金)口座1/口座2/口座3
02_クレジットカード作る3作るするクレジットカードカード1/カード2/カード3
03_受領請求書1作るする受領請求書受領請求書
04_経費精算作る
従業員ごと
3作るする経費精算従業員A/B/C
05_現金払いの領収書(役員借入)1作るする領収書現金払いの経費
06_小口現金1作るする口座履歴(入出金)小口現金
07_Amazon1作るするAmazonAmazon
08_売上管理1作るする標準売上管理
09_給料1作るしない
複合仕訳のブック
10_その他発生仕訳1作るしない―(ブックを置く所)
11_固定資産1作らないしない―(台帳は会計管理シートのタブ)
12_社会保険関係/01_納入告知及び領収通知1作らないしない
13_住民税決定通知書1作らないしない
14_借入契約書/15_貸付契約書/16_各契約書1作らないしない

未処理・処理済を作った所は、その2つのURLをシートマスタの「元資料drive(未処理)」「元資料drive(処理済)」に自動で入れます。

09_給料にも未処理・処理済を作ります(毎月 支給控除一覧表などの資料が届くため)。

3. 11_固定資産のショートカット(調べた結果)

Googleドライブのショートカットが覚えられるのは「どのファイルか」だけで、ファイルの中のどのタブかは持てません(ショートカットが持つのは行き先のIDと種類の2つだけ。Driveの公式の説明で確認しました)。そこで2案です。

押した時良い所・困る所
A(おすすめ) 会計管理シートへのショートカットを置き、名前を「固定資産台帳(会計管理シートのタブ)」にする1回で会計管理シートが開く。開くタブは、その人が最後に見ていたタブ1回で開く。ただし固定資産台帳のタブが選ばれた状態では開かない
B タブのURL(#gid=…)だけを書いたGoogleドキュメントを置くドキュメントが開く → 中のリンクを押すと固定資産台帳のタブが開くタブまで正確に開く。押す回数が2回になる

どちらにしても、会計管理シートの固定資産台帳のタブから 11_固定資産 のフォルダへ戻るリンクも置きます(行き来できるように)。

決めてください A(1回で開く・タブは最後に見たもの)と B(2回押すがタブまで開く)のどちらにしますか。

4. 0_弊所管理用・1_基礎情報・2_税務 に足すもの(決定)

番号と並びは今のままで、下の物を足します(上の木にも入れてあります)。挙げた候補のうち、今回入れない物もまとめました。

足すもの今回は入れない物
0_弊所管理用03_打合せ・議事録/04_チェックリスト(月次・決算)顧問契約・引き継ぎ
1_基礎情報04_印鑑証明/05_許認可/06_役員/07_従業員名簿/08_就業規則/09_賃金規程/10_旅費規程/11_銀行口座一覧/12_株主総会議事録保険
2_税務05_法定調書/06_償却資産申告/07_納付書控え決算書・勘定科目内訳書・消費税の申告書(01_申告書に入れるので作らない)/源泉所得税・電子申告

「旅費規程」と「出張旅費規程」は同じ物なので、10_旅費規程の1つにまとめました

税務調査のフォルダ:今回は作りません

数年に一度あるかどうかで、起きた時に要る物(事前通知の書面・依頼された資料・指摘事項・修正申告)もその都度ちがいます。起きた時に新しくフォルダを作れば足ります。ひな型に無い物はフォルダだけ作れる形(下の「7. 新しい資料を足す処理」)にするので、その場で1つ足せます。

マイナンバーを含む書類(扶養控除申告書など)は、置き場所を分けて、見られる人を絞るのが安全です。今回のひな型には入れていません。要るかどうかは別途決めてください。

5. ひな型の定義をどこに置くか(決定)

型のブック(会計管理テンプレート_シートの型)に「フォルダのひな型」タブを作り、上の表をそのまま置きます。

中身
番号01、02…(フォルダ名の頭に付く)
親フォルダ3_財務会計 など(空なら一番上)
フォルダ名口座履歴
1件ごとの層チェック(入れると 三菱UFJ のような1件ごとのフォルダを作る)
既定でいくつ3
1件の名前の既定口座1/カード1/従業員A(後で本当の名前に変える前提)
未処理・処理済チェック
処理マニュアルチェック(1件ごとに作る)
シートに起こすチェック
口座履歴(入出金)(型のブックのタブ名のプルダウン)
シート名の既定口座履歴(2つ目からは末尾に番号)
メモ自由

型のブックは「シートの型」の正本で、シート作成の処理がすでに見に行っています。フォルダの型も同じ場所にあれば、正本が1つで済みます。コードに書かないので、フォルダを足す・並びを変えるのは、この表を直すだけです。

6. 顧問先を作る処理(GASの骨子)

やること何度流しても増えない工夫
入力会社名/置き場所(共有ドライブのフォルダ)/数の上書き(口座履歴 3→2 など)/1件の名前(分かっていれば 三菱UFJ など)
1フォルダ一式を作る(ひな型の表のとおり。1件ごとの層・未処理・処理済・処理マニュアルも)同じ名前のフォルダがあれば作らずに使う
2会計管理シートを 3_財務会計 の直下に複製し、「会社名 会計管理」にする
複製元は会計管理テンプレート本体で固定(入力から外しました)
同じ名前のファイルがあれば作らない
3シートマスタに既定の行を入れる(シート名・型・元資料driveのURL2つ・処理マニュアルのURL)シート名で照合して、無い行だけ足す
4各行の入力先を作る(=下の「9. 別ブックにする案」の決め方しだい。いまの形ならタブ、別ブックなら1件1ブック)同じ名前があれば作らない
510_その他発生仕訳に標準のブック、09_給料に給与の複合仕訳のブックを複製する同じ名前のファイルがあれば作らない
6処理マニュアルをひな形から複製する(1件ごと)同じ名前のファイルがあれば作らない
記録作った物のID・日時を「作成ログ」タブに残す次に流したとき、済みの段は飛ばす

途中で失敗したとき:段ごとに作成ログへ「済み」を書きます。もう一度流すと、済みの段は飛ばして続きから作ります。フォルダを全部作り終えてからシートを触る順にするので、途中で止まってもフォルダだけが残る形になり、やり直しが安全です。

7. 新しい資料を足す処理(いまの「新シート作成」を作り直す)

想定している場面は「4つ目の口座ができた」「クレジットカードが増えた」「従業員が増えた」です。画面でどれを作るかを選ぶ形にします。作る場所は 3_財務会計 の中に固定します。

選ぶもの作られる物
ひな型にある種類(口座履歴・クレジットカード・受領請求書・経費精算 など)+名前(三菱UFJ/従業員名)1件分のフォルダ+未処理・処理済+処理マニュアル+入力先(タブまたはブック)+シートマスタの行
ひな型に無い資料+名前フォルダだけ(未処理・処理済を作るかは選ぶ)。シートに起こすかも選ぶ
フォルダは要らない(入力先だけ)入力先+シートマスタの行だけ

いまは元資料driveのURLを人が貼っていますが、これからは作った未処理・処理済のURLを自動で入れます。使わない既定の行は、行を消せば済みます。

8. Driveを見ている所から動かす(案)

「銀行口座を増やしたい」「従業員が増えた」と思ったその場(Driveのフォルダを見ている所)から、フォルダ・未処理・処理済・その資料用のブック・処理マニュアル・シートマスタの行まで作りたい、というご要望です。

できない事と、できる形

Driveの画面には、スクリプトを動かすボタンを置けません(Googleの作りとして、Driveのファイル一覧から自分のスクリプトは呼べません)。開ける物はファイルとリンクだけです。そこで、URLを開くと1画面だけ出る道具を作ります。

入口押す回数置き場所
A(おすすめ) ブラウザのブックマーク1回ブックマークバー。どのフォルダを見ていても押せる
B リンクだけのGoogleドキュメントを 3_財務会計 に置く(名前「資料を増やす」)2回Driveのフォルダの中。フォルダを見ている所から目に入る
C 会計管理シートのメニュー2回(ブックを開いてから)いまのメニューに足す。処理は A・B と同じ物を呼ぶ

A と B は同じURLです。両方置いても増える手間はありません。C も同じ処理を呼ぶので、直す所は1か所で済みます。

画面(1枚)

  1. 会社(一覧から選ぶ)
  2. 種類(フォルダのひな型タブから読む。口座履歴・クレジットカード・経費精算・受領請求書…/「ひな型に無い物」も選べる)
  3. 名前(三菱UFJ・従業員名 など)
  4. 作る物のチェック(フォルダ/未処理・処理済/ブック/処理マニュアル/シートマスタの行)。既定は全部入り
  5. 「作る」を押す → 作った物の一覧とリンクが出る

誰が使えるか(公開範囲)

設定どうなるか
実行するユーザー:自分作られる物の持ち主は清水さんになる(顧問先のフォルダに作っても、持ち主が揃う)
アクセスできるユーザー:自分のみURLを知られても、ほかの人が開くとGoogleのログインで弾かれる。既定はこれ
(高瀬さんも使う場合)「全員」にすると誰でも動かせてしまうので、使ってよいメールアドレスの一覧をスクリプトが照合する形にします。一覧に無い人には「使えません」とだけ出します
決めてください この道具を使うのは清水さんだけでよいですか。高瀬さんも使うなら、メールアドレスの照合を入れます。

途中で失敗したときの戻し方

  1. 作る順は ①フォルダ → ②未処理・処理済 → ③処理マニュアル → ④ブック → ⑤シートマスタの行。後に行くほど戻しにくい物になる順です。
  2. 段ごとに「作成ログ」(会計管理シートの隠しタブ)へ、日時・会社・種類・名前・段・作った物のIDを書きます。
  3. 失敗したら、画面に「ここまで作りました」の一覧と、2つのボタンを出します。「続きから作る」(済みの段は飛ばす)と「作った物を消す」(作成ログのIDを新しい方から順にゴミ箱へ)。
  4. 同じ名前の物が既にあるときは作らずに使うので、何度押しても増えません
  5. ゴミ箱へ移すだけなので、消し間違えても戻せます。

9. 資料の入れ物は1件ずつ選ぶ(決定)

「新しい資料を作るとき、既存のブックに足すか、新しいブックにするかを選べるようにする」と決まりました。全部まとめて決めるのではなく、1件ずつ選びます

選ぶものどこに入るか使う場面
この会計管理シートに足す(既定)会計管理シートの中の新しいタブ行が少ない資料。いまと同じ形
新しいブックを作るその資料のフォルダに新しいブック(名前は「会社名 資料名」)行が多い資料(口座履歴・カード・Amazon)
既にあるブックに足すURLで指したブックの中に、新しいタブ口座を1冊にまとめたいとき(そのブックにタブを足していく)

実測(どれくらい重くなるか)

同じ行数・同じ列で、入れ物の形だけを変えて測りました(1タブ500行・10タブぶん=5,000行・5回の中央値)。

集めるのにかかった時間読み取りの回数
1冊に10タブ0.99 秒2 回
10冊に1タブずつ6.38 秒(6.4倍・差 +5.4秒)20 回

1冊あたりの上乗せは約0.6秒。この数字に Apps Script が1冊開く上乗せは入っていません(画面から動かさないと測れないため)。測り方は 試験/別ブックの重さを測る.py
同じブックの資料はまとめて1回だけ開くので、「既にあるブックに足す」を選んで1冊にまとめるほど、この上乗せは減ります(口座3つを1冊にまとめれば、開くのは1回)。

シートマスタに足す列

中身
ブックURL空=この会計管理シートのタブ。入っていれば、そのブックの中のタブ

タブの名前は、いまと同じくシート名の列がそのままタブ名です。シート名はシートマスタ全体で重ならないようにします(重なると、仕訳帳の「入力元」がどちらの資料か分からなくなるため)。

集計の読み方

  1. シートマスタを上から読み、ブックURLごとにまとめます。同じブックの資料は1回だけ開いて、その中のタブを順に読みます。
  2. 並び順はシートマスタの行の順のままです(仕訳帳の並びは今までと変わりません)。
  3. ブックURLが空の行は、今までどおり同じブックのタブを読みます。

開けなかったときの出し方

  1. 開けない理由は「URLが違う」「消された」「共有されていない」「読み込みの許可がまだ」のどれかです。黙って落とさず、全部更新の窓にどのブックか(シート名とURL)を出します。
  2. シートマスタのその行の件数の欄にも「開けない」と出します(今の未処理フォルダが開けないときと同じ書き方)。
  3. 開けなかった資料は、その回の集計から抜けます。抜けたことが画面に出るので、気づかずに数字が減ることはありません。

プルダウン(別ブックのとき)

別ブックからは本体のマスタを直接引けないので、そのブックに隠しタブを付けて本体のマスタを読み込みます(複合仕訳のブックと同じ形)。読み込みの許可を1回だけ人が押す必要があるので、作った直後の画面に「このブックを開いて、許可を押してください」とリンク付きで出します。

決めてほしいこと(3つ)

① 件数・最終取引日をどう出すか。 いまは式で数えていますが、式は別ブックを数えられません。別ブックの行は「全部更新のときにスクリプトが値で書く」形にします(押すまでは前の数字のままになります)。それでよいか。

② 別ブックにボタンと画像ビューアを付けるか。 付けるなら、ブックの数だけスクリプトを入れ直す手間が増えます。私の案は付けない(別ブックは入力する場所だけにして、ボタンは会計管理シート側に置く)。資料の画像はファイルURLのリンクから開きます。

③ 同じ名前のタブがあったとき。 「既にあるブックに足す」で同じ名前のタブが既にあったら、作らずに止めて、名前を変えてもらう形にします(勝手に別の名前で作ると、どちらが本物か分からなくなるため)。それでよいか。

10. 作る順番

  1. このひな型の表を決める(3・8・9の黄色い囲み)
  2. 型のブックに「フォルダのひな型」タブを作る(表だけ。まだ動かない)
  3. フォルダを作る処理だけ先に作る(会社名+置き場所 → フォルダ一式)。これだけでも顧問先の受け入れが早くなります
  4. 会計管理シートの複製+シートマスタの既定の行
  5. 入力先の作り方を作る(9の3つの選び方・シートマスタの「ブックURL」の列・ブックごとにまとめて読む集計)
  6. 新しい資料を足す処理(7)と、Driveから動かす入口(8)
  7. 標準ブック・複合仕訳ブックの複製と、処理マニュアル

9の黄色い囲み(3つ)を決めないと4〜6の形が変わるので、そこだけ早めにお願いします。